MV

期生 1991年卒業

代表取締役

岡山和弘さん

1991年国際情報高校を卒業後、京都の経理専門学校へ入学し食品関係の会社に就職。4年半の修行を終え、家業につき山あり谷ありの中、事業を邁進して進み現在は国外も含めた近江牛をキーワードにした事業を展開。

国際情報高校に入るキッカケは「新しい高校」だったから。そこで出会えた授業がやりたい仕事を明確にさせました。

国際情報高校に入るキッカケは「新しい高校」だったから。そこで出会えた授業がやりたい仕事を明確にさせました。

国際情報高校に入るキッカケはズバリ「その当時一番新しい学校」だったからという理由でした。

新しいことが好きになったり、気になってしまう性分で、みんなが同じ道行こうとしてたら自分は違う道にいってみたいと進んだ国情。

高校生活は中学から行っていた野球に明け暮れていたのですが、その当時の授業で興味があるのが簿記でした。卒業後は京都の経理専門学校へ進学し、簿記を活かして実家の家業を継ぐよりも会計事務所で働いていきたいなと思っていたほど。

そう考えると国際情報高校にいったことで、簿記を勉強し今も会社の経理をみるので入学したのは良かったと思います。

その後、経理の道も考えたのですが、自分自身のやりがいを考えて食肉の世界は切っても切れないなと思い最終的には食肉の加工技術を学べる会社に就職しました。アルバイトもしながらだったのですが、かなりハードで睡眠時間は3から4時間ぐらい。その後、京都市の畜産の会社で働いてより自分の家業が目指すゴールを明確化させることができました。

弱気になるタイミングでも下を向いてばかりはいられない。逆張りの積極的な舵切りを行い続けてきました。

弱気になるタイミングでも下を向いてばかりはいられない。逆張りの積極的な舵切りを行い続けてきました。

2つの会社を渡り歩いて家業についたのですが、その当時、営業のやり方から、帳簿の赤字などどこから手を付けたらいいかわからないほど課題がたっぷりありました笑。

先代の父がなくってから兄弟三人で、会社を切り盛りしていたのですが1997年の金融破綻や、相続税が予想以上にかかった3億円事件(一度相続税を納税した後、大阪国税局が来られ、指摘をされ合計3億となった1999年の出来事)、2002年にメーカーなどによる食肉偽装事件、リーマンショックによる株価暴落など、かなり谷あり山ありの人生を歩んでいると思います。

ただどんなときも「なにか出来ることがあるはず!」と考え、そして積極的な舵切りを行ってきました。

その内の一つが2001年のBSEの影響で子牛の価格が相場安になったのですが、あえてその時に仕入れを行い枝肉相場が回復した時に売り抜けられるようにしたり、自社で販売するように変更したりなどを行ってきました。

滋賀・国外に店舗を続々オープン!「やばい!」と思った時もあえてその状況を楽しんでみる。

2010年には三井アウトレットモール滋賀竜王に、近江牛岡喜の出店、2016年にはGOROBEI、大津駅前、守山駅前への飲食店出店など積極的にチャレンジを行ってきました。

さらには2018年に初の海外店舗として近江牛 岡喜 バンコク支店を出すなどして、滋賀県・国内のみならず世界に目を向けた事業づくりも行ってきています。

もちろん新しいチャレンジをするということは、その度に新しい失敗をするということです。(海外で販売したお肉が客の夜逃げによる貸し倒れも経験しましたし、バンコクのレストランをオープン時何日も売上ゼロが続いた、そんな日もありました笑。)

ただそういうチャレンジをし続けたからこそ、新しいチャンスも舞い込んでるしやりがいある人生を進めることができています。

どんな時でも前を向いて、「これはやばい!!」という時でもあえてその環境を楽しんでみる。

逆境からでも頑張ればなんとかなると思うので、一度きりの人生、ぜひやりたいことをやってほしいと思います。

株式会社オカキブラザーズフーズ


滋賀県蒲生郡竜王町小口1298-1
http://www.okakihonten.jp/okakib/

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